
メタンを主成分とした天然ガスは、環境にやさしいクリーンエネルギーとして近年その需要は急速に拡大しています。天然ガスは次のようなエネルギー源として優れた特性を持っていますので今後もその需要は益々拡大していくものと考えられています。
日本を含む東アジアは最大の天然ガス消費地ですが、大きなガス田が存在する中東や東南アジア・豪州から天然ガスを運ぶには、距離や海の存在によりガスのままパイプライン**で運ぶことは経済的ではありません。そこでガスを液化して体積を1/600にして運搬しやすくしてLNG船で輸送する方法がとられています。そのためには、次の図に示すような「LNGチェーン」という、ガス田から採掘された天然ガスを、精製・液化して船で運搬し、消費先で再びガスに戻すという流れが必要となります。
*LNGは英語の「Liquefied Natural Gas」の頭文字をとった略称で、「日本語では液化天然ガス」と呼ばれています。
**アメリカやヨーロッパでは、ガス田と消費地が陸続きで比較的近距離のためパイプライン輸送が一般的です。

千代田は、1970年代に中東で最初のLNGプラントを建設以来現在まで、中東やインドネシアを中心に数多くのLNGプラントを建設してきました。その間に液化技術の進歩や、プラントの大型化、それに伴うプラント信頼性向上の要求の高まりなどにいち早く対応して設計技術、建設技術を磨いてきました。 また、天然ガス産出地域でのLNGプラントの建設のみならず、LNGの消費地でのLNG受入設備についても最大消費国である日本を中心に建設実績を積み上げ、現在では日本のLNG受入設備の半数を占めるに至りました。
千代田は、豊富な経験と磨き上げた技術で、産出元から消費先までのLNGチェーンの中のキーとなる各種設備を、高い信頼性とともに提供いたします。
天然ガス液化設備