
CSR中期活動方針のひとつとして『「安全はコアバリュー」の全関係者への浸透』を掲げています。この意識が、全従業員に定着するような取り組みを続けています。
・建設現場赴任前の安全衛生教育
建設現場赴任者が建設現場での安全衛生管理活動を確実に実施できるように、下記教育を行っています。
| 監督者: | 「初級安全衛生環境管理講習会」(労働安全衛生法に基づく監督者への教育)の受講義務付け及び「現場赴任前教育」の実施。 |
|---|---|
| 現場管理者: | 「上級安全衛生環境管理講習会」(統括安全衛生責任者教育)の受講の義務付け及び現場所長と安全担当部署との「現場赴任前協議」の実施。 |
・建設現場における安全衛生教育
国内・海外を問わず、現場で働くすべての人に対して「新入構者教育」を行うとともに危険有害作業従事者を対象とした「安全特別教育」を実施しています。また、作業開始前のツールボックスミーティング※KYK(K:危険、Y:予知、K:活動)を実施しています。 KYKでは独自の危険度評価シートを使用して作業者を交えてその日その日の作業の危険防止について確認します。
※ツールボックスミーテイング:作業グループごとに行う安全確認のための打ち合わせ
・日常生活/業務に係る危険を再認識するための教育
2010年度は、全役職員を対象とした「基礎的危険(リスク)教育」を実施しました。本教育では、日常生活で遭遇するいくつかの場面を想定した危険予知訓練を行うことにより危険に関する感性を高めることを目的としています。トップマネジメントをはじめ886人が受講しています。
年度ごとに「全社労働安全衛生目標」を設定し、この目標達成のため「全社労働安全衛生プログラム」を策定します。この全社プログラムに基づき各プロジェクト本部がそれぞれ「労働安全プログラム」を作成して具体的な安全管理活動を展開しています。
こうした取り組みにもかかわらず、2010年度における度数率は、0.29、強度率は、0.15と度数率が前年度より悪化しています。災害件数は、減少しているものの海外大型工事の完工に伴い、分母となる延べ労働者数が大幅に減少したことも一因と考えられます。

・エクソンモービル社よりEMDC 2009 Safe Contractor Award受賞
カタールガス社向けに遂行中のLNGプロジェクトにおいて、顧客、協力会社と一体となった安全への取り組み姿勢が高く評価されました。世界中でエクソンモービルの建設プロジェクトを展開している100社の中から当社プロジェクトが最優秀として選ばれたものです。
・カタールシェルGTL社より2008年第2四半期 HSSE The Best Contractor Award受賞
カタールパールGTLプロジェクトにおいて、当該四半期における様々な工事安全に関わる取り組みと指導、顧客との良好な関係に基づく相互の安全意識の向上などが高い評価を受け、現場で工事を遂行する18社の中から選ばれました。
| 個人目標設定 ・2Up、3Downの励行等階段の利用に係るもの ・週1回30分運動を行う等運動の実施に係るもの ・一日一万歩以上歩く等歩行に係るもの |
日常生活における「安全」なくして、建設現場の安全はなく、常日頃から安全/危険に対する感度を高め、関心を深めることが重要です。
各個人が安全に対する個人目標を自由に設定し、その目標達成に向け、常に意識して行動するために、従業員全員が「安全に関する個人目標」を設定し、年度末にその達成度を自己評価する取り組みを開始しました。ここで言う「安全」とは、狭義の意味での安全ではなく、健康、環境を含めたHSE*全体と考え、設定する個人目標は個々人の日常生活における行動目標としています。
* HSE : Health(健康), Safety(安全), Environment(環境)
当社、千代田計装、千代田工商、千代田テクノエースは、建設業労働災害防止協会神奈川支部鶴見分会の幹事会社として、鶴見労働基準監督署の依頼に基づき同分会が実施する鶴見地域の建設現場に対する安全パトロールを行い、災害防止に貢献してきました。2009年度からは千代田テクノエースも参加しています。
安全を「企業価値」ととらえ、千代田グループで働く全ての従業員が安全に対する意識を高めるため、2007年度より毎年、全社安全大会を開催しています。

2010年度は、「野球道は、経営道・安全道に通ずる」を標榜される鹿島液化ガス共同備蓄株式会社 山田豊社長に「保安なくして経営なし」と題し、多くの側面から「安全と経営」について講演をして頂きました。。
千代田グループの千代田計装は、日々の現場工事における安全活動として、作業員と一体になって安全ツールの考案・活用を行っています。


高所へ工具、資材、計器等を運搬する時に、途中で既設物に引っ掛かり通い袋の中の品物が落下する事例が発生し、これを防止する目的で、オトサーズが考案されました。
通い袋の上部に布製の巾着を取り付けたもので、袋が傾いても中身の品物が落ちる心配はありません。

工事現場での塗装作業においては上部または近くで火気作業を行っている場合があり、火の粉がペンキ缶に入り火災事故となった事例より考案されました。
材質は特殊加工の防炎シートでペンキ缶の上部に被せて使用するもので、塗装作業中・移動中の火の粉の侵入を防ぐことにより引火防止が図られます。